2010年5月24日月曜日

六本木クロッシング

本日は「六本木クロッシング2010展:芸術は可能か?」の事例を紹介します。これは現在森美術館で開催されている多様なジャンルのアーティストやクリエイターを紹介するものです。芸術ということもあり、私の考え方が適切ではないかもしれないですが、デザインとは違うエネルギーを感じました。特に印象に残っているものとして、青山悟さん、照屋勇賢さん、Chim↑Pomさんがあります。
青山さんの作品は、ポリエステルにメタリックな糸と黒糸で刺繍されています。画像から一見すると絵画に見えますが全て糸で構成されている作品に熱意と、青山さん自信の考え方が伝わるすばらしい作品でした。次は照屋さんの作品です。「告知ー森」というタイトルの作品。一見すると木にしか見えませんが、実はマクドナルドの紙袋を切り取り、テープやのりを使用せず仕上げています。かなり綿密で丁寧な作業だと思いました。タイトルがすっと理解でき感動しました。
最後はChim↑Pomさんの作品です。この作品のタイトルは「日本のアートは10年おくれている、世界のアートは7,8年おくれている」です。食べ物にまみれた男と女のマネキンがポッキーを加えてキスをしようとしています。インパクトという面では、圧倒されました。こぼれているのは、かなりリアルな食べ物です。(アップの画像はご勘弁ください。)芸術に関しては私にとっては難関で理解しがたい部分も多いですし、そもそも理解というものを求めていないかもしれません。ですが、日常の世界とは全く異なる視点の世界に浸り、これから違う考えに発展しそうな可能性を大きく秘めているように感じました。

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