2010年4月22日木曜日

恋人の距離



東京ミッドタウン・デザインハブ第 21 回企画展「日本のデザイン 2010」に行ってきました。個人的には廣村正彰さんの「恋愛とデザイン」が印象的でした。特に「場所」というタイトルは、情報化社会が進み物理的に距離を気にせずコミュニケーションをとれる社会になっていますが、実は物理的に距離があるとお互いの事を考えてしまう。そんなある種距離を求めてしまうかのような不思議な恋愛模様をこのコンドームのCMとともに書かれていました。このCMは表現自体非常に秀逸だと感じていましたが、今回のこの企画展でデザインをコミュニケーションのひとつと考えたとき、確かに恋愛と似て非なるものがあると考えさせられました。以下に廣村さんの企画展に対する考えを載せました。もし興味のある方は是非行ってみてください。

誰にも経験があり、避けて通ることのできない「恋愛」は、 ときにさまざまな障害や矛盾を克服してしまうほど、力強いコミュニケーションを実現します。 一方これからのグラフィックデザインには、 受け取る人の心を強くゆさぶり、引きつけるコミュニケーションが求められています。 ここでは「距離」「体験」「装飾」「物語」「場所」の5つの切り口から、 恋愛とデザインにおけるコミュニケーションのあり方と、その可能性を探ります。

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